KPI (ケンコープロフェッショナルイメージング)製 SETTEC ATEM 156モニターは非常に安価で4つのHDMI入出力を備えたモニターであり、弊社の撮影担当も長らく使用している。クライアントに複数の画面を見せる時にも都合が良いし、録音ベースに置いて画角を確認するのもよい。
しかし、フィールドモニターとして使用するには若干使い辛い部分があり、DIYで改造して使用している。
※独自で改造を行う場合、公式の修理対応や補償が受けられなくなる事がある。改造する際は十分に注意をしてほしい。
筆者は小規模撮影での現場が多く、Hollyland Mars400 PROの登場は革命的だった。
Mars400 PROをSEETEC 156に乗せたいと思い、突然思い立ち、コールドシューマウントを取り付けるために開口した。
コールドシューマウントはSmallRig2060を使用した。
SEETEC156を分解した所、ちょうど上部に取り付けられそうな空間(ネジを差し込める空間)を見つけた。
初めはピンバイスで1.2mmを開口し付属のネジで取り付けてみたが、思いのほかMars400が重く、直ぐに取れてしまった。
強度を上げるために、もっと太いネジで止める必要があると判断し、M3.5 10mmのピアス・ドリルネジで取り付ける事にした。
取り付ける際は、所謂 『皿頭』のドリルネジでないといけない、注意が必要だ。
『ナベ頭』等では、取り付けるものが干渉してしまう。